記事を書こうとパソコンを開いて、白い画面を前に手が止まる。 SEO初心者あるあるです。だいじょうぶ、原因はあなたの文章力ではありません。 書く前に「組み立て」をしていないから です。
このレッスン5では、初心者でも迷子にならない記事の基本型を、ひとつだけ覚えてもらいます。難しい構成テクニックは出てきません。
迷ったら "結論 → 理由 → 具体例 → まとめ"
記事の組み立て方は色々ありますが、最初に覚えるならこれ一択でいいです。
結論 → 理由 → 具体例 → まとめ
たとえばレッスン4の「検索意図」を記事にするなら、こうなります。
- 結論:同じキーワードでも、検索する人によって知りたいことは違う
- 理由:検索する人の状況が違うから(4タイプある)
- 具体例:「コーヒー」を検索する3人の話、検索意図を一文にする練習
- まとめ:実際にGoogle検索して上位記事を眺めるのが最速
この順番で書くと、読者は「あ、結論はこれね」→「なるほど、理由はそれか」→「例で腑に落ちた」→「じゃあやってみよう」と、迷わずついてきてくれます。
ありがちな失敗は、いきなり背景・歴史・前置きから始めること。 結論を先に出す勇気 がSEO記事ではすごく効きます。
まず自分のキーワードに、型を当てはめてみる
「結論→理由→具体例→まとめ」の型がわかったところで、いきなり記事を書き始めないでください。 もうひとつ挟むステップがあります。自分のキーワードで型を埋めてみる、です。
レッスン3で集めたキーワードの中から1つ選んで、こんなふうにメモしてみてください。
- 結論:この検索をしている人に、一番伝えたいことは?(一文で)
- 理由:なぜそう言えるのか?(根拠を1〜2個)
- 具体例:それを裏付ける事例や体験は?(1つでもOK)
- まとめ:読んだ人に最後に持って帰ってほしいことは?
たとえば「美容室 インスタ 予約 つながらない」なら、
- 結論:インスタの投稿が予約につながらない原因は、プロフィール導線にある
- 理由:投稿を見た人がプロフィールに飛んでも、予約方法がわからないから離脱する
- 具体例:プロフィールにリンクを1つ追加しただけで予約率が変わった話
- まとめ:まず「プロフィール→予約」の導線を1ヶ所だけ直す
ざっくりでOK。この4行が埋まった時点で、記事の骨格はほぼ決まっています。 あとはこれを「見出し」に変換するだけです。
骨格を大見出しに変える
4行メモができたら、それを 大見出しに書き直し ます。 大見出しというのは、記事の中で一番大きな区切りになる見出しのことです(ブログのツールでは「見出し2」や「Heading 2」と呼ばれることもあります。名前は気にしなくてOK)。
「結論→理由→具体例→まとめ」の順番をそのまま見出しにしてしまえばいいだけ。
さっきの美容室の例なら:
- 見出し①:インスタが予約につながらない原因は「プロフィール導線」
- 見出し②:投稿を見た人は、どこで離脱しているのか
- 見出し③:プロフィールにリンクを1つ追加した結果
- 見出し④:まず直すのは1ヶ所だけ
これだけで、もう書く中身が頭に浮かんでくるはずです。 見出しは "建物の柱"。柱が決まれば、壁(本文)はあとから入れていくだけ。柱なしで壁を立てようとするから、書きながら倒れて立て直し……を繰り返すことになります。
大見出しは3〜4本が目安です。5本以上になったら、2本の記事に分けることを考えてください(詰め込みすぎはレッスン7で詳しくやります)。
慣れてきたら、見出しを書きながら 「この見出しだけで、読者は次の本文を読みたくなるか?」 も自分でチェックしてみてください。見出しが弱いと、本文が良くても読まれません。
一段落は2〜3文。読みやすさは構造で決まる
中身を書きはじめたあとも、ひとつコツを覚えておくと安心です。
一段落は、2〜3文以内に収める。
紙の本なら段落が長くてもいいのですが、Webでは違います。 スマホで読む人が大半なので、段落が5行を超えると 画面が文字で埋まって読む気が失せる んです。
なので、一段落2〜3文。 書き終わったら一度スマホで自分の記事を開いて、「あ、ここ密度高すぎ」と思ったところで段落を切る。これだけで読み続けてもらえる確率がぐっと上がります。
つばめメモ:いきなり書き出すと迷子になる
ぼくは飛び立つ前に、必ずどこを目指すかを確認する。風が強い日に "とりあえず飛ぶ" は、すごく危ない。
記事も同じ。 「とりあえず書きはじめてみる」は、ベテランがやるとカッコいいのですが、初心者がやると 8割が途中で力尽きます。
最初は地味でも、見出しを先に紙に書く。これだけで完成率が3倍くらい変わります。 作家っぽい書き方を目指すより、完成して公開できる書き方 を選んでください。SEOは公開しないと始まりません。1本書ききって公開する、そのリズムが 複利SEO の土台になります。
今日のひとつ(ミニワーク)
レッスン4で選んだキーワードについて、まず4行メモ(結論・理由・具体例・まとめ)を埋めて、それを大見出し3つに変換して ください。
4行メモ → 見出し、の2ステップ。いきなり見出しを考えるより、ずっとラクに出てくるはずです。
今日のまとめ
- 基本の型は「結論 → 理由 → 具体例 → まとめ」のひとつでいい
- 型を自分のキーワードに当てはめて4行メモを作る → それを大見出しに変換する
- 一段落は2〜3文以内。スマホで読みやすい密度にする
- "完成して公開できる書き方" を選ぶ。芸術より完成
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