レッスン2で、届けたい人の「困りごと」を3つ書き出してもらいました。 今日はその困りごとを、検索される言葉(キーワード) に変えていきます。
「キーワード選定」と聞くと、検索ボリュームのツールを開いて数字を眺める……みたいなイメージかもしれません。 でも、最初はそれをしません。むしろ最初に数字を見ると、ほぼ間違った方向に進みます。理由から説明します。
なぜ「検索数」だけで選ぶとうまくいかないのか
検索ボリューム(その言葉が月に何回検索されるか)は、たしかに便利な指標です。 でも初心者がいきなりそこを見ると、こんな罠にはまります。
- 検索数が多い言葉は、たいてい競合が強い 「ダイエット」「副業」「住宅ローン」みたいなビッグキーワードは、大手メディアがびっしり占めています。新しく入って勝つのはかなり難しい。
- 検索数が多い ≠ あなたの商品が必要な人 「ダイエット」と検索する100万人のうち、あなたのサービスを必要としているのは何人ですか?ほとんどの人は別の答えを探しています。
つまり、検索数の大きい言葉で1位を取っても、必要な人に届かなければ意味がありません。 「検索数の大きさ」より「お問い合わせにつながるか」のほうが、ずっと大事 です。
大事なのは「お問い合わせにつながる言葉」
ここでひとつ、ものすごく大事な視点をお伝えします。
あなたが届けたい言葉は、お客さまが "もうすぐ買おうとしているとき" に検索する言葉 です。
たとえばあなたが税理士だとします。 「税金とは」と検索する人は、まだ勉強中で、税理士を探していません。 でも「個人事業主 確定申告 税理士 依頼 費用」と検索する人は、もう 税理士に頼もうとしている 人です。検索数は前者の100分の1かもしれませんが、お問い合わせにつながる確率はぜんぜん違います。
この「もうすぐ買おうとしている人の言葉」を、業界用語では "ロングテールキーワード"(長くて具体的な検索語)と呼びます。 読み方は気にしなくてOK。覚えてほしいのは「短くて広い言葉より、長くて具体的な言葉のほうが、初心者には100倍やさしい」ということです。
言葉の集め方(読者が口に出しそうな悩みから)
では、その「具体的な言葉」をどうやって集めるか。 レッスン2で書いた「困りごと3つ」を、こうやって変換していきます。
| 困りごと | 検索される言葉のヒント |
|---|---|
| 「Instagramを毎日投稿しているのに予約につながらない」 | 「美容室 インスタ 予約 つながらない」「美容室 Instagram 集客 コツ」 |
| 「料金ページを見たお客さまが、最後の問い合わせで止まる」 | 「料金ページ 離脱 改善」「問い合わせフォーム 入力 止まる 理由」 |
| 「初回はいいけど2回目の予約がない」 | 「美容室 リピート率 上げる 方法」「2回目 来店 つなげる」 |
ポイントは、お客さまが Google の検索窓に打ち込みそうな言い方 で書くこと。 社内会議で出てくるカッコいい言葉ではなく、口に出して言いそうな素直な日本語 にする。これだけで十分です。
困ったら、お客さまに「最近どんなことを Google で調べました?」と聞いてみるのが一番早いです。
つばめメモ:1個ずつ、地味に積もる
ぼく、ワラを1本ずつ運んで巣を作るんだ。1本では何にもならないけど、200本集めるとちゃんと巣になる。
キーワードも同じです。 1本目の記事で月10アクセスでも、10本書いて、5本がそれぞれ月10アクセスを集めるようになったら、サイト全体で月50アクセス。30本書いて月300アクセス。
そして検索から来た人は、自分から能動的に探してきた人 だから、SNSの偶然の通りすがりよりずっと、お問い合わせにつながりやすい。 小さい数字を侮らないでください。SEOは "地味に積もる" 仕組みです。この積もり方をもう少し体系立てて整理したのが 複利SEO の考え方で、1本ずつの記事が数ヶ月後に効いてくる前提でテーマを並べていきます。
今日のひとつ(ミニワーク)
レッスン2で書いた「困りごと3つ」を元に、お問い合わせにつながりそうな検索の言葉を5つ 並べてみてください。
短い1単語ではなく、3〜5語くらいの「長くて具体的な」言葉で書くのがコツです。 書いた5つは、これから書く記事のタイトルの素材になります。
今日のまとめ
- 検索数の大きさで選ばない。お問い合わせにつながるかで選ぶ
- 短くて広い言葉より、長くて具体的な言葉のほうが初心者にはやさしい
- お客さまが口に出して言いそうな素直な日本語で書く
- 1記事ずつ地味に積もるのがSEO。小さい数字を侮らない
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あなたの巣:3 / 10 完了!ステージ1クリアです。
