ここまでのレッスンで、読者を決めて、キーワードを集めて、記事を組み立てて、内部リンクでつなぐ、というSEOの幹を一通りやってきました。 今日は趣向を変えて、やってはいけないこと を3つだけお伝えします。
どれも初心者が「よかれと思って」やってしまいがちで、Googleの評価をむしろ下げてしまう行動です。 先に知っておけば、踏まずにすみます。
NG1:キーワードを詰め込みすぎる
「キーワードを記事に何回入れたほうがいいですか?」という質問をよく見かけます。 答えは 「自然な日本語のなかで、必要なだけ」 です。回数は気にしなくていい。
ありがちな失敗例はこれ。
美容室の予約につながらない悩みを持つ美容室オーナーへ。美容室の予約数を増やすには、美容室のインスタ運用が大事です。美容室のインスタで予約を増やす方法を、美容室向けに紹介します。
読みにくいですよね。「美容室」が異常な頻度で出てきて、人間が書いた文章に見えません。 こういう "キーワードを無理やり詰め込んだ文章" を、SEOでは キーワードスタッフィング と呼びます。Googleはこのパターンを検知して、順位を下げます。
正解は、ふつうに自然な日本語で書く。 それでも記事のテーマが「美容室の予約」なら、必要な箇所には自然と「美容室」も「予約」も入ってきます。気にしすぎず、声に出して読んで違和感のない密度で十分です。
NG2:他のサイトの文章をコピーする
これは絶対にやめてください。 他のサイトの文章を、許可なく丸ごとコピーして自分のサイトに載せる行為は、
- 著作権の侵害になる(法律違反)
- Googleはコピーを検知して、評価を大きく下げる
- 信頼を一度失うと、取り戻すのに何ヶ月もかかる
の三重に損です。
「ちょっとだけなら……」と引用したいときは、必ず 引用元を明記 して、引用部分とわかるように区切る(このサイトでは引用ブロックを使っています)。 そして引用は記事のメインではなく、あくまで自分の文章を支える脇役。記事の8割以上は自分で書いた文章にする、と覚えておいてください。
似た話で、ChatGPTなどのAIに記事を全部書かせて、そのまま貼り付ける のも要注意です。 AIが書いた文章は、それ単体だとGoogleの評価が安定しません。AIは下書きや骨組みに使い、最後は必ず自分の言葉で見直して、自分の経験や具体例を足す。これがいまの安全な使い方です。
NG3:過剰な強調・煽り・約束
「絶対」「100%」「日本一」「業界最安」「必ず成功」みたいな言葉。 これらは、SEOでも法律でも、地雷になりがちです。
- 読者がうさんくさく感じて、信頼を失う
- 景品表示法など、業界によっては法令違反になることがある
- Googleは過剰な誇大表現がある記事を、ユーザーの役に立たないと判断することがある
文字を装飾するときも同じ考え方です。 ひとつの記事で太字や赤文字、!マーク、絵文字を入れすぎると、読者の目が疲れて読み続けてもらえません。 強調は本当に大事な1〜2文だけ。それ以外は素のテキストでいい。引き算のほうがプロっぽく見えます。
つばめメモ:がんばりすぎが、逆効果になることも
ぼく、巣を作るとき、ワラを詰め込みすぎたことがあるんだ。そしたら重くて枝が折れちゃってさ。"ちょうどいい量" って、けっこう難しい。
SEOも同じ。 読まれたい、上位を取りたい、と思うあまり、キーワード詰め込んで、装飾を盛って、煽り文句を入れて……となると、逆効果のフルコース になります。
正解は、引き算。 「自分が読者だったら、これは読みやすいか?信頼できるか?」を、ときどき自分に問う。それだけで7割は防げます。短期で派手に勝ちにいかず、信頼を守りながら積み上げる方向に倒すのが 複利SEO の発想です。
今日のひとつ(ミニワーク)
過去に書いた記事をひとつ開いて、「キーワード詰め込み」「他サイトのコピペ」「過剰な強調や煽り」 がないか、見直してみてください。
ひとつでも見つかったら、その箇所を素直な日本語に書き直す。 ものすごく地味な作業ですが、信頼を守る大事なメンテナンスです。
今日のまとめ
- キーワード詰め込み(スタッフィング)はマイナス。自然な日本語で十分
- 他サイトのコピペは法律的にも検索的にもアウト。AI生成も丸投げはNG
- 「絶対」「100%」など過剰な煽り、装飾の盛りすぎは信頼を削る
- 迷ったら「自分が読者だったら?」で引き算する
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あなたの巣:9 / 10 完了!次がラストレッスンです。
