「SEO」って言葉、なんとなく聞いたことはあるけれど、説明しようとすると言葉に詰まる。 そんな状態でこのページにたどり着いた方も多いと思います。だいじょうぶ、それで普通です。
このレッスン1では、SEO を たった一文で言えるくらいシンプル にしてしまいます。 「順位を上げるテクニック」みたいな話はあとまわし。先に、ぜんぶの土台になる考え方をひとつだけ持って帰ってください。
「SEO対策」って、結局なにをするの?
SEOは "Search Engine Optimization"(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の略です。 日本語にするとちょっと固いので、このシリーズではこう言い換えます。
SEO とは、あなたのサイトが「必要としている人」にちゃんと届くようにすること。
たったこれだけです。 よく「Googleで1位を取ること」と説明されますが、1位はあくまで結果のひとつ。本当のゴールは、あなたの商品やサービスを必要としている人が、検索でちゃんと出会える状態をつくる ことです。
ここがズレると、ぜんぶズレます。 たとえば「とにかくアクセス数を集めたい」と思って人気のキーワードで記事を書いても、その人たちが商品を必要としていなければ、お問い合わせも売上も増えません。「必要としている人に届く」が先で、「順位」や「アクセス数」はその副産物だ、と覚えておいてください。
検索する人の気持ちを、想像してみよう
ちょっと自分が「検索する側」になったときを思い出してみてください。
たとえば靴ずれができて、絆創膏を探しているとします。 あなたは「靴ずれ 絆創膏 おすすめ」と打ち込むかもしれません。そのとき、上から順に見て、
- 「これ、本当に靴ずれの話してる?」
- 「私が知りたい "貼り方" 載ってる?」
- 「広告ばっかりで読みにくい…」
と数秒で判断して、合わなければすぐ戻るボタンを押しますよね。
検索する人はみんな、これと同じことをしています。いま困っていること があって、それを解決してくれそうなページ を、ほんの数秒でふるい分けている。 だからSEOで大事なのは、検索エンジンに気に入られることよりも、検索した人の「これだ!」に応えること なんです。
Googleも、まさに「検索した人に役立つページを上に出したい」と言っています。だから、読者にとってよいページをつくる、というシンプルな方向だけを向いていれば、SEOの方向は大きく外しません。
だから、最初にやることはひとつだけ
ここまで読んで、「じゃあ何をすればいいの?」と思ったかもしれません。 答えは拍子抜けするくらいシンプルです。
「誰に届けたいか」を、たったひとり、思い浮かべる。
これだけ。タグもツールもまだ要りません。 あなたの商品やサービスを、いちばん必要としているのはどんな人ですか?年齢でも、職業でも、悩みでもかまいません。"100人のお客さま" ではなく、たったひとり を思い浮かべるのがコツです。
なぜひとりだけなのかというと、書く言葉が一気に決まるからです。 「30代の女性向け」と書こうとすると言葉がふわっとしますが、「3歳の子を寝かしつけたあと、寝室の電気を消したくない理由でスマホを暗くしたい母」と書ければ、もうタイトルも記事の導入も、ほとんど書けてしまう。 SEOは、読者がはっきりすると、ほぼ自動的に道がひらけます。
次のレッスン2では、この「ひとり」をもう少し具体的に描き出す方法を一緒にやっていきます。
つばめメモ:すぐ順位は上がらない、でも大丈夫
ぼくはツバメ。毎年、巣をすこしずつ大きくしながら暮らしているよ。
SEOでひとつだけ正直にお伝えしておきたいことがあります。 書いたその日に検索1位、は基本ありません。
Googleが新しい記事を見つけて、内容を理解して、他のサイトと比べて、順位を決める。これに、ふつう数週間〜数ヶ月かかります。育てるものに近いです。 だから「1ヶ月やったけど結果が出ない…」と落ち込まなくて大丈夫。3ヶ月、半年、1年と少しずつ積み上がっていって、ある日ふと「あれ、お問い合わせ増えてる?」と気づく。これは 複利SEO と呼んでいる考え方で、記事という資産が少しずつ重なって効いてくる、SEOの自然な実り方です。
つばめが毎日ちょっとずつワラを運んで巣を大きくするのと、似ています。 だからこのシリーズでも、1日でぜんぶ覚えてもらおうとは思っていません。1レッスン3分、ミニワーク1個 ずつ。ゆっくり積み上げていきましょう。書いた記事の管理や次に書くテーマ選びは、僕らがつくっている つばめSEO というツールでも支えています。
今日のひとつ(ミニワーク)
あなたの商品やサービスを、いちばん必要としている人を ひとりだけ 思い浮かべて、その人の呼び方をメモに書いてみてください。
「お客さま」でも「○○さん」でも、「子育て中のお母さん」でもOK。 名前っぽい呼び方があると、レッスン2以降がぐっと進めやすくなります。
今日のまとめ
- SEOは「必要としている人にちゃんと届くようにすること」。順位は副産物
- 検索する人は、自分の困りごとを解決してくれそうなページを数秒で選んでいる
- だから最初にやることは たったひとり の読者を思い浮かべること
- 成果は積み上がるもの。3ヶ月、半年、1年のスパンで考えてOK
次のレッスンへ
このシリーズは全10レッスンです。あなたの巣:1 / 10 完了!
